TOO-RYE-AY Deface the music
ミート・ザ・ユートピア
DEDICATION
青春に捧げるメロディー
THE BEST OF ERIC CARMEN POWER POP GROOVES
いやー1stと相当迷いました。今の気分で2nd紹介。ケヴィン・ローランド率いるデキシーズの1982年作。バイオリンやブラスをきかせたアイリッシュ・トラッド色がより強くなったソウル・ポップ盤。パンク色は薄いです。まずは何と言っても代表曲にして大ヒット#10「come on eileen」。思わずゴキゲンと言ってしまうほどハッピーになれるポップ#。名曲です。あまりにもスタンダードになりすぎて1発屋との見方もありますが1stも含めアルバムもイイです。#1「the celtic soulbrothers」は軽快リズムで、もちろんポップ!アイリッシュな音が素晴らしい!。ソウルな味わい漂うケヴィンのVo.が冴える#3「all in all」#8「liars A to E」。ヴァン・モリンソンのカヴァー#4も佳曲。ソウルフルな#かと思いきや途中で軽快なリズム(モッドな感じも)にかわる「plan B」。#5,7も好きです。聴くほどに癖になるアルバムだな。蛇足ですが#4,5の入りはクイーンみたい。 全能の人トッド・ラングレンのバンド部門、ユートピア6枚目(1980年)。ジャケや邦題からもお分かりの通りビートルズのパロディ盤です。ラトルズの1stと双璧をなすレベル。これも元ネタがバレバレの中でもオリジナリティーがしっかり出ていてトッドの天才ぶりにくらくら。初期ビートルズがネタのものが多いのですが早速#3「where does the world go to hide」でのリヴァプールサウンドが心地よい!『with the beatles』的#4「silly boy」も大好き。ラテン風味なミドル#「alone」も○。ベスト・トラック#6「that's not right」は名曲。ちょーポップで本家にも負けてません!後半も中期ビートルズ集結の#8「hoi poloi」#9「life goes on」にポップポップな「always late」等‥。ビートルズの年代順(元ネタが)に並べられた曲順もニクイ! 世紀のポップ・アイドルBCR。その4th(1976年)。後のロゼッタストーンのイアン・ミッチェルが唯一参加です。このオリジナル盤には大好きな「rock'n roll love letter」が収録されてるのでゲット。まず#1はラズベリーズのカヴァー「let's pretend」。原曲より声が細くて甘い。#2もバッドフィンガー風のスロー#でこれまた甘い。#3キマしたおなじみのパワポ#「rock'n roller」。やっぱコレだなァ最高。#4ではビーチボーイズ「don't worry bady」カヴァー。グラム・ポップ#5はBCRが好きになったキッカケの曲「yesterday's hero」。ヒット#7「money honey」。そして最高のパワーポップ「rock'n roll love letter」。ラスト「dedication」はモット・ザ・フープルのバラードをさらに甘くポップにした感じの佳曲。このオリジナル盤はイアンのvoで聴けます。ボートラも日本盤等では収録されてた大ヒット#「二人だけのデート」や秀作ポップ「love me like I love you」など◎◎です。BCR最高ー ラズベリーズのエリック・カルメンのソロ時代のベスト盤。全11曲。個人的には#7のようなAOR的な曲など微妙な部分もあるのですが・・。僕はラズベリーズが好きなのだ。ってことでバンド時代を彷彿させる#3「that's rock'n roll」#4「hey deanie」#9「it hurts too much」#10「no hard feeling」は文句なく大好き。その時々でP・マッカートニーやS・マリオットに変化する彼の声の魅力。ソロ然とした曲は#1の代表曲「all by myself」の壮大な名バラードがありますが個人的にはラスト#11「boats against the current」の方がグッときます。#2のビタースウィートな#やチープトリック的ミドル#6「make me lose control」(映画フットルースでのコンビ)も良く聴く。#5は彼の再評価につながる#ですが楽曲が自作でないところがファンとしては「・・・」なところ。これはチープトリックの「the flame」や斉藤哲夫と重なるなあ・・。ベスト盤はとっかかりなのでオリジナルアルバム揃えていきます! 僕の中で70s-80sの(B級)パワーポップ熱が一気に加速したコンピ。人によってはRhinoの「ポップ・トピア」だったり、Big Dealの「イエロー・ピルズ」etcだったりするのでしょうが、僕には日本企画のこの1枚が始まりでした。買ったキっかけはグルーヴィーズの#2「shake some action」。たぶんCD(国内盤?)では初?すごく聴きたい曲だったので感激でした。他、#1「take everything」(グラハム・パーカー)名曲なり。#3サーチャーズの「love's melody」のカヴァーにもやられました(#12「infatuation」のカヴァーもイイ)。#4はルビナーズ「the girl」(#15「faded dream」より断然こっち)なんと僕のルビナーズ初聴きはこの曲なんです。モーターズはすでに大好きだったので#6「girl of my dream」(ブラム・チャイコフスキー)を聴いた時はハッとしました。じわりと好きになった#8「chasin' rainbows」(D.B.クーパー)やドリーミーポップな「hear in here」(アソシエイション)なども。丁寧な解説も役立ちました。全16曲。「やっぱ俺が好きなのこんなんだぁ」と叫んだ大学時代の冬。